掛川市議会 > 2022-09-30 >
令和 4年第 4回定例会( 9月)−09月30日-05号

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  1. 掛川市議会 2022-09-30
    令和 4年第 4回定例会( 9月)−09月30日-05号


    取得元: 掛川市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    令和 4年第 4回定例会( 9月)−09月30日-05号令和 4年第 4回定例会( 9月)              令和4年第4回(9月)            掛川市議会定例会会議録(第5号) 〇議事日程      令和4年9月30日(金) 午前9時30分 開議  日程第1    認 第 1号  令和3年度掛川市一般会計歳入歳出決算の認定について               予算決算委員長 報告  日程第2    認 第 2号  令和3年度掛川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 3号  令和3年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 4号  令和3年度掛川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 5号  令和3年度掛川市公共用地取得特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 6号  令和3年度掛川駅周辺施設管理特別会計歳入歳出決算の認定について
       認 第 7号  令和3年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 8号  令和3年度上西郷財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 9号  令和3年度桜木財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第10号  令和3年度東山財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第11号  令和3年度佐束財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第12号  令和3年度掛川市水道事業会計決算の認定について    認 第13号  令和3年度掛川市簡易水道事業会計決算の認定について    認 第14号  令和3年度掛川市公共下水道事業会計決算の認定について    認 第15号  令和3年度掛川市農業集落排水事業会計決算の認定について    認 第16号  令和3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計決算の認定について               予算決算委員長 報告  日程第3    議案第 99号  令和3年度掛川市一般会計補正予算(第5号)について                予算決算委員長 報告  日程第4    議案第100号  令和4年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について    議案第101号  令和4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)について    議案第102号  令和4年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第1号)について    議案第103号  令和4年度掛川市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について                予算決算委員長 報告  日程第5    議案第104号  掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第106号  字の区域の変更について(高御所地区)    議案第107号  議決事項の変更について(市有地の処分について)    議案第108号  令和3年度掛川市水道事業会計剰余金の処分について    議案第109号  令和3年度掛川市公共下水道事業会計剰余金の処分について    議案第110号  令和3年度掛川市農業集落排水事業会計剰余金の処分について    議案第111号  令和3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計剰余金の処分について                総  務委員長 報告                環境産業委員長 報告                予算決算委員長 報告  日程第6    議案第112号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第7    議案第113号  令和4年度掛川市一般会計補正予算(第6号)について  日程第8    議案第113号  令和4年度掛川市一般会計補正予算(第6号)について                予算決算委員長 報告  日程第9    議員派遣について 日程第10    常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                     議 事                 午前9時30分 開議 ○議長(松本均) ただいまの出席議員は21名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 △日程第1 認第 1号 ○議長(松本均) 日程第 1、認第 1号を議題とします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長より報告を求められました認第 1号、令和 3年度掛川市一般会計歳入歳出決算の認定について、当委員会に付託されました歳入歳出決算のうち、歳入中所管部分及び歳出中、第 1款議会費、第 2款総務費、第 3款民生費、第 4款衛生費、第 5款労働費、第 6款農林水産業費、第 7款商工費、第 8款土木費、第 9款消防費、第10款教育費、第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款予備費について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  令和 3年度の予算が適正に執行されたか、詳細な決算審査を行うため、 3つの分科会を設置し、議案を分割送付いたしました。  分科会での詳細審査後、去る 9月22日午前 9時49分から本会議場において、全委員出席の下、開会し、各分科会から審査の報告を受け、審査に入りました。  まず、総務分科会では、決算の認定は妥当であるが、決算説明書成果指標が曖昧な点や空欄の箇所が見られるため、執行に当たっては、事務事業の目的や達成目標、成果指標を意識するべきであるとの意見が出されました。  次に、文教厚生分科会では、家庭児童相談室の人員は特殊な業務であるため応募が少ないが、今後も充実した人員配置に努めていくことを確認し、決算の認定は妥当であり、人と人との関わりが多い福祉や教育の現場では、コロナの影響を受けながらも大きな事故を起こさず行政運営ができたことは評価できるとの意見が出されました。  続いて、環境産業分科会では、オリーブの搾油と出口戦略の推進について、一般社団法人静岡オリーブ普及協会との連携を深めていくことを確認し、決算の認定は妥当であるが、認定農家が辞めている原因を調査すべきである。オリーブの取組については、新たな組織づくりと生産者との協力でオリーブの産地化を推進すべきであるとの意見が出されました。  以上、 3分科会から決算の認定は妥当であるとの報告を受けた後、討論を求めたところ、委員より、反対の立場で、DX推進や観光政策などの予算は補正されたが、市民が困っている部分の予算の補正が足りなかったと感じる。教育、保育、介護、看護、医療などの予算の不用額の増加については、コロナだから仕方がないということで済ませてはいけない。コロナの影響を受けた中小企業への支援は、DX推進と併せることでぶれてしまい、公共施設インフラの整備は後回しになってしまった。このようなことから、市民の納得するお金の使い方になっていなかったと思うとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、当委員会に付託されました認第 1号は、賛成多数にて認定すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、11番、勝川志保子議員、御登壇ください。               〔11番 勝川志保子議員 登壇〕
    ◆11番(勝川志保子) 11番、日本共産党議員団勝川志保子です。  通告に従いまして、認第 1号、令和 3年度一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論に参加します。  令和 3年度の予算は、コロナショックをチャンスに未来への飛翔力を育む予算として位置づけられました。14回もの補正が組まれました。共産党の議員団は、当初予算には反対しましたが、コロナ対策として組まれたワクチン接種、各給付金などの補正に賛成してきました。国の行き当たりばったりのコロナ対応に振り回されながら、全庁の少ない人員配置の中で職員の奮闘も感じるところです。しかし、決算書を読んでいくと、向いている方向は、昨年同様に国策に乗ったポストコロナ準備デジタル化に前のめりで、市民に寄り添った施策、今ある危機への対応というものは不十分に終わったと思います。  工業団地を造るが、企業はコロナの影響でなかなか決まらない。地域循環共生圏を掲げた報徳パワーは、自己電源を持たないために電気代の高騰を招く。コロナ禍が続き、観光誘客もまちの活性化も思ったようにはならない。官民連携ということで民間への指定管理、委託、譲渡などを広げたことで、住民の福祉の向上という自治体の役割の低下が生じていないか、そんな疑問も感じました。   2款 2項。収納率の高さを自慢していますが、取立て前に細やかな困窮者支援が行われているのかが疑問です。困って納税相談に来ている人がそれを受け止めてもらえないことは本当になかったでしょうか。税金がなぜ払えないのかに寄り添い、支援するのが自治体の役割です。困窮者支援も、給付金などがたくさん支払われてきたわけですが、卒業を目的とするような支援だけでは適切な扶助費の支出は行えると思えません。   2款 3項。マイナンバーカードの取得のために躍起になり、戸籍・住民票発行などを外部に任せることを進めました。個人情報管理的にも、対面での寄り添う支援、ここを丁寧に行うためにも、窓口対応という一番大切な業務を市の職員の手から離していく方向に反対します。国からの各交付金で行われた給付金事業ワクチン接種PCR検査センターの運用、抗原検査キットの備蓄などに異論はありませんが、市役所内デジタル化や学校のGIGAスクール構想ポストコロナ環境振興などが優先されました。   4款 1項。ワクチン接種などの部門は、国の本当に行き当たりばったりの施策に翻弄されて人手不足、準備期間不足で頑張っているのに、市民からの苦情は引き受けざるを得ない状況にも陥ったと思います。業務増加に見合う給与の上乗せはされず、逆に人勧に基づいて期末手当の削減が行われました。   3款 2項の保育や10款 2・ 3項の教育費など子ども支援の施策は、コロナ禍が大きなストレスと重荷を現場に、そして子どもたちにも与えている中で、もっと細やかにお金が使えないのかと感じるところです。破格の予算づけで短期間でタブレットが配られても学童保育施設改善は進まず、コロナ対応として蛇口やトイレの改修をすることさえ満足にできない。定員超えの保育現場や学校で感染が広がれば、休める人は休んでくださいという親頼み、子どもを犠牲にすることが前提の対応にならざるを得ませんでした。  現場の疲弊も進み、学校の不登校、これも全国統計では 8%も昨年度増え、こうしたケア労働の担い手不足も、保育士、看護師から教員へと広がってしまっています。決してタブレットさえ配ればコロナ危機が乗り越えられるというものではないということもはっきりしました。  少ない給食食材費の補助、基準の標準図書数もない学校図書費まで削り、就学援助はコロナ禍でもそれほど伸びません。全国的な子育て家庭相対的貧困率は12.9%ですが、掛川の就学援助利用は、半分にも満たない 6%台にとどまっています。本当に子育てしやすいまち、人口増を目指すのであれば、所得のあるなしを超え、全ての子育て世帯を支援する給食費の無料化や 1、 2歳児の保育料の無料化、計画を持った学童保育の充実などに、コロナの交付金やふるさと納税、市長の裁量分などを充てていただきたかったと思うところです。   7款 1項。コロナ対応の国の交付金で行った商品券事業も、恩恵は大企業に流れ、必ずしも地元の中小企業にしっかり還元される制度設計とはなり切りませんでした。  また、 150件枠、 1,500万円しか取っていない住宅リフォーム助成制度などは申請が 300件を超し、上限10万円とうたったお買物券は、 5万 6,000円にまで価格が下がりました。中小企業者が必至に仕事を取るためにも利用しているのに、これでは看板に偽りありです。毎年予算が足りない状況を放置し、本 4年度も同じ事態を招いています。中小企業者に寄り添う姿勢が感じられません。   4款 3項。ごみの減量化も進まず、剪定枝助成がなくなり、リサイクルへの市の関与はまた 1つ減りました。リサイクルプラザの火事以降、外部搬出にお金をかけているわけですから、事業系のごみの減量も含め、もっと積極的に取り組むべきであったと考えます。   2款 1項。公共交通についても、高齢女性など交通手段のない方の意見を丁寧に聞き取って、公共交通会議などでよくよく論議して、それから実施していない、実証実験がうまくいかない理由はこんなところにあるのではないでしょうか。市民の安心・安全を維持するインフラ整備には、以前から大きな懸念の声が上がっています。   2款 1項。地区要望の小規模修繕だけでは身近なところの住みやすさは進みません。   8款 1項、 2項、 4項。追いついていない道路脇や河川敷の草刈り、街路樹の管理、河川の掘削、道路や橋などのインフラの整備、ため池の管理など、しっかりやってほしいという声は、今回の豪雨災害などを見ても切実です。視点を企業誘致や新しい道路の建設から、今あるインフラ維持管理優先に変えていく必要を感じます。  文化財やスポーツが教育委員会から市長部局に移管され、オリパラ、茶エンナーレなど社会教育部門が観光になびき、コロナの影響も相まって、市民へのレガシーというものはますます薄れてしまったと思います。スポーツも文化も、市民の生涯学習、社会教育に寄与できなければ意味がありません。図書館の図書購入費は削ってはいけません。ホールや体育施設などの維持管理や運用も、委託任せでは駄目だと考えます。  国策に沿ったあるべき姿を追い、向く方向が市民一人一人の命と安全、福祉の向上からぶれたのではないかという指摘をし、今回の決算に対して反対討論といたします。  以上です。 ○議長(松本均) 次に、17番、山本裕三議員、御登壇ください。               〔17番 山本裕三議員 登壇〕 ◆17番(山本裕三) 認第 1号、令和 3年度掛川市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論に参加します。  令和 3年度は、臨時特別給付金ワクチン接種の推進等、コロナ対応の膨大な事業をこなしながら、未来への飛翔力を育むための予算として、コロナ禍の中でも確実に掛川市として一歩を踏み出すことができた 1年であると評価をします。  東京オリンピック聖火リレー開催支援とミニセレブレーション、かけがわ茶エンナーレ2020+ 1、第26回全国報徳サミット掛川市大会は、開催方法を工夫し、感染症対策を行いながら実施ができたことは、コロナ禍で落ち込む地域の活性化につながったと評価をします。そのほかにも、手のひら市役所実現のために本格的な施策が始まった年であることも評価します。  市の公式LINEの登録者 3万人突破、保育園等入園申込みの電子化、AI入所選考システム導入、かけがわ電子図書館サービスの開始等、市民サービスがより充実しました。  教育、子育て支援においては、GIGAスクール構想の下、 1人 1台タブレットの本格的な活用、よこすかぬく森こども園建設智光こども園改装モコ掛川保育園開園等により、 4年ぶりの国定義の待機児童ゼロを達成した年となりました。  事業の全てに触れることはできませんが、新型コロナウイルスの影響下での今後の掛川市の進むべき方向性を示した令和 3年度掛川市一般会計歳入歳出決算の認定に関して、賛成の立場として討論といたします。 ○議長(松本均) 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長の報告は、認定すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(松本均) 起立多数であります。  したがって、本件は認定することに決定しました。 △日程第2 認第 2号〜認第16号 ○議長(松本均) 日程第 2、認第 2号から認第16号までの15件を議題とします。  本15件に関し、これから委員長の報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長より報告を求められました認第 2号から認第16号までの15件につきまして、予算決算委員会における審査の概要と結果を順次御報告申し上げます。  本15件は、一般会計歳入歳出決算の審査後、続けて審査を行いました。  初めに、認第 2号、令和 3年度掛川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。  文教厚生分科会では、主として国保税の収納率を高める取組を行っており、決算の認定は妥当であるが、さらに経営の効率化や医療費の抑制などに努めるべきであるとの意見が出されました。  以上、文教厚生分科会からの報告を受けた後、討論を求めたところ、反対の立場から、委員より、国民健康保険社会保障であり、命に直結する制度である。国民健康保険税の収納率を上げていくことが市民の命を削ることになっていないか、非常に心配である。コロナの影響による減収で国民健康保険税が免除になる制度については、対象者が減っている。もっと市独自の減免を実施すべきであったと思うとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、認第 2号は、賛成多数にて認定すべきものと決定しました。  次に、認第 3号、令和 3年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。  文教厚生分科会では、決算の認定は妥当であるが、持続可能な取組を進めていってほしいとの意見が出されました。  以上、文教厚生分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ、反対の立場から、委員より、後期高齢者医療保険の保険料が高い。本当に高齢者が安心して医療を受けられるのか考えると、この制度はセーフティーネットの役割を果たしていないと思うとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、認第 3号は、賛成多数にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第 4号、令和 3年度掛川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。  文教厚生分科会では、介護保険によってサービスを受けられて感謝している声も多くある、持続可能な保険事業を進めてほしいとの意見が出され、決算の認定は妥当であると決定しました。  以上、文教厚生分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ、反対の立場から、委員より、介護保険に所得制限を設けて対象者を狭めている。高い保険料を払いながら自己負担もするという介護保険制度社会保障になっているとは思えない。介護保険の運用の仕方が間違っていると思う。お金を基金に積むのではなく、市独自の支援を広げていくべきであったとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、認第 4号は、賛成多数にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第 5号、令和 3年度掛川市公共用地取得特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。  総務分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第 5号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第 6号、令和 3年度掛川市駅周辺施設管理特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。  環境産業分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第 6号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第 7号、令和 3年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。   環境産業分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会からの報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第 7号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第 8号、令和 3年度上西郷財産特別会計歳入歳出決算、認第 9号、令和 3年度桜木財産特別会計歳入歳出決算、認第10号、令和 3年度東山財産特別会計歳入歳出決算、認第11号、令和 3年度佐束財産特別会計歳入歳出決算の認定について御報告いたします。  この 4件の財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、一括議題として審査いたしました。  総務分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、総務分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第 8号から認第11号までの 4件については、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第12号、令和 3年度掛川市水道事業会計決算の認定について御報告いたします。  環境産業分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第12号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第13号、令和 3年度掛川市簡易水道事業会計決算の認定について御報告いたします。  環境産業分科会では、簡易水道事業の課題に対する取組について、経費削減に努め持続可能な運営をしていることを確認し、決算の認定は妥当であるが、簡易水道は課題が山積しているため、地元の声を取り入れて慎重に進めるべきであるとの意見や、上水道事業との経営統合を早急に進めるべきであるとの意見が出されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第13号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第14号、令和 3年度掛川市公共下水道事業会計決算の認定について御報告いたします。  環境産業分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第14号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第15号、令和 3年度掛川市農業集落排水事業会計決算の認定について御報告いたします。  環境産業分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会からの報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第15号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  続いて、認第16号、令和 3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計決算の認定について御報告いたします。  環境産業分科会では、決算の認定は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会からの報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、認第16号は、全会一致にて認定すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、認第 2号から認第 4号までの 3件について。  11番、勝川志保子議員、御登壇ください。               〔11番 勝川志保子議員 登壇〕 ◆11番(勝川志保子) 11番、日本共産党議員団勝川志保子です。通告に従いまして反対討論を行います。  まず、認第 2号、令和 3年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。  未就学児の均等割分の半額減免が創設されたものの、国民健康保険の保険料は、今年度 5%値上がりになっています。しかし、令和 3年度の決算を見ると、繰越しは補正増額され、一般会計からの繰入れはさほど増やすことなく 2億円超、基金への積立てをしているわけです。  国保は助け合い制度などではありません。社会保障の根幹となるセーフティーネット制度です。保険税が未納となると、保険証を渡さないで窓口負担が10割になる資格証明書を発行する。年金や給与が入るたびに保険料の分納をしないと保険証がもらえない短期保険証の発行や給与の差押えなども行われる。これでセーフティーネットと言えるでしょうか。  税金を払わないほうが悪いという言い方がまかり通るのは、税金を払える人から取るなどきちんと累進課税が機能しているときであり、世帯人数が増えて負担が増えると税金が増えるといったこの国保税には当てはまらないと思います。  コロナ減免も、 2年続きの収入減がないと受けられないために令和 3年度は激減しました。これでは命は守れません。状況に応じた弾力的な運用と自治体の独自減免などを行う、そういうまちもあります。こうしたことを鑑み、この決算に反対します。  続きまして、認第 3号、令和 3年度後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について反対討論いたします。  令和 3年度から引き上げられた保険料は、少ない年金からの天引きというものがほとんどで、年金しか収入のない高齢者を苦しめます。明日からは、 2割の方の窓口負担が 1割から 2割に倍となります。 1人当たりの医療費が現役世代の 6倍と言われる高齢者の皆さんは、 1割でも現役の 2倍の医療費を使っている勘定、あしたからはこれが 4倍になる、こういうことになります。必ず受診控えが起こり、重症化リスクは上がります。医療政策としてやってはならないことだと思います。  この定率の負担を求めている国は世界では少数派です。ほとんどの国が高齢者に対しては窓口負担を定額で納めるか無料にしています。OECD諸国はそうなんです。そういうことを鑑みたときに、県で行っていることだから異議が挟めないと言いますが、広域連合議会の議員を出している責任として、高齢者に負担を押しつけるやり方に賛成はできません。安心して年を重ねることができる社会は、私たちにとっても、そして若者にとっても未来だと思っています。
     以上、反対討論とします。  続きまして、認第 4号、令和 3年度介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について反対討論を行います。  今、来年の介護報酬改定に向けて新たな案が出されています。ケアプランの有料化、福祉用具を貸与から購入に、生活援助の保険外し、負担比率見直し、どれもが高い介護保険料を払っても介護保険を使えないという、現在の低所得者の声をより広げてしまう改悪ばかりです。  コロナ禍で介護現場はますます厳しくなりました。職員負担、疲弊が広がりました。崩壊の危機に瀕している介護現場は、この決算を認めるでしょうか。在宅介護を長くやっている家庭は、この決算に本当に賛成できるでしょうか、納得できるでしょうか。命の沙汰も金次第、介護の格差が広がる一方です。介護保険制度は一度も赤字になっていません。自治体の裁量の拡充で介護が必要な方がみんな安心して受けられる、そういった運用を求めます。   5,600円というほかのまちよりかなり高い保険料ですが、介護認定者は15%の 5,020人です。介護予防を広げ、お達者度というのが上がるのはよいことですが、介護認定を受けることが悪いことであるかのような捉え方、これが広がるのは絶対に間違いです。高齢者が人生の最後は安心して介護が受けられ、人生を全うできるということこそ大切にしたい、そんなふうに考えます。  以上、反対討論といたします。 ○議長(松本均) 次に、同じく認第 2号から認第 4号までの 3件について。  13番、嶺岡慎悟議員、御登壇ください。               〔13番 嶺岡慎悟議員 登壇〕 ◆13番(嶺岡慎悟) 議席番号13番、新しい風の嶺岡慎悟です。  私からは、まず認第 2号、令和 3年度掛川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成とすべき立場から意見を述べさせていただきます。  国民健康保険は、平成30年度から県が財政運営の責任主体となり、市町と協力して運営していく広域化がスタートしております。しかし、保険料の財源不足額を一般会計からの繰入れで補てんする状況は変わらず、令和 3年度は、法定外繰入れとして 1億 8,000万円を一般会計から繰り出しております。今後も続くと考えられる医療費の増大や被保険者数の減少などにより、 1人当たりの費用額は年々増加しており、大変厳しい財政運営を強いられております。  そうした中、掛川市は、国保税現年分で96.3%という高い収納率を達成できており、ファイナンシャルプランナーと弁護士との連携により、滞納者の生活再建と滞納原因の解消を目指した生活再建支援型納税相談体制の構築を進めております。また、今年度も国保税の税率を上げ、今後は 2年に 1度税率を上げ、経営の効率化を図っていきたいという方針を示しております。  決算上は、歳入 120億 1,779万円、歳出 118億 2,862万円と約 1億 8,900万円の黒字となっておりますが、先ほど申し上げたとおり、 1億 8,000万円の法定外繰入れを行っており、 900万円の黒字ではありますが、国民健康保険加入者の負担を掛川市、市民全員で行っている大変厳しい状況であります。  国民健康保険は国民皆保険制度の最後の砦であり、持続可能な社会保障制度の確立をするため将来的には県の運営となることが見込まれている中、掛川市は、将来を見越した不公平感のない制度設計に努めております。  全ての市民が今後も安心して医療機関を受診できるよう、相互扶助の制度である国保の健全で安定した事業運営が図られることを要望し、賛成討論といたします。  次に、認第 3号、令和 3年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。  後期高齢者医療制度は、高齢者の医療を安定的に支えるために、県を単位として全ての市町で組織する広域連合により運営されております。各市町では、対象者の資格管理、保険料の徴収、療養費などの申請受付や保健事業を行い、高齢者が安心して医療を受けられるよう円滑な制度運営に努めております。また、保険料は、広域連合により定められた県下統一の保険料率で付加され、所得に応じた軽減制度が適用されており、低所得者に対する負担軽減策が図られております。  今回の決算において、現年分保険料の収納状況は収入済額10億 3,195万円で、99.8%と引き続き高い収納率を維持しております。年金からの特別徴収による納付は、公平公正な保険料の負担に加え、安定した保険料の収入につながっていると考えます。  今後も、保険者である静岡県後期高齢者医療広域連合と連携し、医療が必要となる方については、引き続き安心して医療を受けられるよう、本制度の着実、適正な運営に心がけるよう御期待を申し上げ、認第 3号の賛成討論といたします。  続きまして、認第 4号、令和 3年度掛川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。  介護保険制度は平成12年度から開始し、22年が経過いたしました。介護をする人、される人のみならず、高齢化社会全体を支える制度として必要不可欠な制度となっており、サービスを受けた方からは、制度への多くの感謝の言葉を聞いております。  今年度の決算については、令和 3年度から令和 5年度を計画期間とした第 8期掛川市介護保険事業計画に基づき適正な事業運営に努められた結果、令和 3年度における歳入は 101億 1,381万円、歳出は98億 3,451万円で、歳入歳出差引き 2億 7,930万円の黒字となっております。令和 2年度の 3,601万円の黒字に比べ多額の黒字決算となっておりますが、これは、令和 3年度は事業計画初年度ということによる制度設計上のものが大きく影響しております。  また、提供サービスへの市町村負担12.5%分ということで、これも制度上のものではございますが、一般会計からの繰り出しは14億 6,557万円ほど行われ、制度が保たれている状況であります。基金については、令和 3年度は 1,543万円積み増しし、令和 3年度末現在高は11億 6,437万円となっております。  コロナ収束後には介護通所サービスの支出増加が予測されることや、今後の2025年問題を目前に控え、持続可能な介護保険制度とするためにも、安定した基金の確保も重要だと考えます。今後も高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるようにするため、介護保険制度の適切な運営を図られるよう期待を申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(松本均) 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  まず、認第 2号から認第 4号までの 3件について一括採決します。  本 3件に対する委員長の報告は、認定すべきとするものであります。本 3件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(松本均) 起立多数であります。  したがって、本 3件は認定することに決定しました。  次に、認第 5号から認第16号までの12件について一括採決します。  本12件に対する委員長の報告は、認定すべきとするものであります。本12件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本12件は認定することに決定しました。 △日程第3 議案第99号 ○議長(松本均) 日程第 3、議案第99号を議題とします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長より報告を求められました議案第99号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)、第 1条、歳入歳出予算の補正のうち、歳入中所管部分、歳出中、第 2款総務費、第 3款民生費、第 4款衛生費、第 6款農林水産業費、第10款教育費、第11款災害復旧費、第12款公債費、第 2条、債務負担行為の補正、第 3条、地方債の補正について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  今回、市長から提案された補正予算は、主に各地区からの緊急修繕要望、公共施設の災害復旧及び原材料費の高騰に対応するための予算編成となっております。この予算案を市民目線で詳細審査を行うため、 3つの分科会を設置し、議案を分割送付いたしました。  分科会での詳細審査後、去る 9月22日午前 9時29分から本会議場において、全委員出席のもと、開会し、各分科会からの審査報告を受け、審査に入りました。  まず、総務分科会では、西山口小学童保育所建物リース料の債務負担行為の設定について、今回の西山口小学校で実施されることになった理由が、学校の教室不足などの問題、利用児童増加及び校舎の近くに活用できる敷地があったことであると確認し、予算案は妥当であると決定されました。  次に、文教厚生分科会では、西山口小学童保育所の建物リースの今後の見通しについて、学校再編計画を含め、将来的に不確定な部分が多いことや資金計画等を考えた中で、リース契約が最善であると判断がされたことを確認し、給食費の補助については、当局も物価上昇率を踏まえ十分に検討しており、予算案は妥当であると決定されました。  続いて、環境産業分科会では、ならここの里の底地の譲渡については今後の判断になることを確認し、予算案は妥当であるが、オーガニックビレッジは、市が有機を中心に考える旗揚げになるので推進すべきである、農家の声、消費者の声を必ず反映させてほしいとの意見が出されました。  以上、 3分科会から補正予算案は妥当であるとの報告を受けた後、討論を求めたところ、委員より、反対の立場で、西山口小学童保育所を新設せずにリース対応をするという学校再編までの付け焼き刃的なやり方は、子育て世帯に対して就業の保証をするものにならないと考える。市民課の窓口業務の民間委託については、市役所の一番大事な部分を市職員が担わないやり方は承服できない。ならここの里に関して、民間譲渡を前提とした補正には納得できない。今回の市内市立保育園等の給食費の補正に併せて、市内公立小中学校等の給食費も再補正すべきであるとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、当委員会に付託されました議案第99号は、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、 7番、大井正議員、御登壇ください。                〔7番 大井正議員 登壇〕 ◆7番(大井正) 議席番号 7番、日本共産党議員団、大井正です。私は、令和 4年度 9月補正予算案に反対の立場で討論に参加します。  初めに、本補正予算案は、 7月の豪雨災害の復旧費の追加やコロナ対策費など、市民生活に必要不可欠で速やかに執行すべきものを含んでいます。私も、国県支出金の精算返還金を除いて 3億 7,800万円の実質的な予算のおおむね 9割については賛成するものです。しかし、以下に指摘する 3点を主要な理由として、あえて反対討論をさせていただきます。   1点目です。 3款 2項 9目、西山口小学校学童保育所建物の件です。これは62ページの債務負担行為とも関連いたします。  この物件がプレハブでの仮設的な施設であるということに対して、不足している学童保育所を正規の施設として整備するのは、学校再編計画ができて校舎建て替えを実施する段階で行うという説明がありました。しかし、学校再編に向けた学童数の将来推計がなされた今、暫定的な施設にするメリットが理解できません。むしろ将来推計を基に、適正規模と言われている 1学級40人を目安に必要教室数を備えた学童専用棟を造れば、財政補助も受けられますし、将来、学校施設の建て替えラッシュとなったときの財政負担を軽減することにもなると考えます。  プレハブ棟は、その仕様によっては増改築や移設が容易なものもあり、コストパフォーマンスもいいかもしれません。もしこの点を重視するなら、学童施設が不足している他の学区でも計画されてしかるべきなのに西山口小学校だけです。統一性のなさも指摘したいと思います。  続いて、反対理由の 2点目、 6款 3項 1目ならここの里管理運営費です。  以前、議会で管理委託業務の期間について議論した際も発言したとおり、私は、ならここの里の売却に反対です。したがって、売却を前提とした測量にも反対です。  本年 5月に掛川市原泉地区振興計画案で示されたならここの里活性化ビジョンでも、ならここの里は、観光施設にとどまらず、地域振興の核であり、雇用創出や防災の拠点である、それとともに来訪者に対する地域の窓口である、このように定義されています。こうした役割を持つ施設は民間売却方針と整合しないと考えます。  この売却の問題を脇に置いたとしても、今、補正を組んでまで急ぐ必要が理解できません。ほかに緊急を要し、喉から手が出ている事業がたくさんあります。そちらへこの予算を回すべきです。その一つが、今から述べる反対理由の 3点目です。   3点目、本来計上されるべき 7款 1項 1目、買物券の交付事業に対する補正が計上されていないことであります。この中の住宅リフォーム助成は、応募者が毎年想定人数を超えているのに予算を増やしてきませんでした。このため、工事費の 1割、最高10万円の助成をうたい文句にしながら、昨年は 5万 6,000円までしか助成されませんでした。これでは、市民が行政に対して信頼を持つことができなくなってしまいます。そればかりか、みすみす市内の経済循環を弱いものにしています。  令和 3年度決算説明書の 498ページによれば、昨年度、この費目は 3,226万円の決算でした。住宅リフォーム 304件を含む太陽光発電事業など 763件、約 9億円の新規事業を創出し、17億 1,000万円の経済波及効果があった、このように総括されています。 3,200万円の予算を投入したら 9億円の工事を創出した、実に投入予算の28倍の工事創出です。  ちなみに、昨年度の土木費、 8款の支出総額は60億 2,800万円です。これから職員給与や用地購入費、管理委託料などを引きますと、施工した工事は50億円に満ちていません。さらに、この中から公共下水道事業への支援金を除くと、実施した工事は39億円弱です。60億円を投入して39億円、工事になった比率は65%です。  いささか乱暴な数字の比較ということは承知していますが、それにしても、片や28倍、片や0.65倍。行政がほんのちょっと背中を押すことにより大きな事業が生まれ、多数の業者が受注機会を増やし、経済活性が図れます。ひいては税収の増加にもつながり、市民、業者、自治体の三方よしの経済循環が図れます。リフォームにより、誰もが安心して住み続けられる家屋とまちが生まれます。  こうした総合的な視野での補正予算の編成をお願いして、反対討論といたします。 ○議長(松本均) 次に、17番、山本裕三議員、御登壇ください。               〔17番 山本裕三議員 登壇〕 ◆17番(山本裕三) 議案第99号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)に賛成の立場で討論に参加します。  補正予算規模は10億 8,474万 1,000円となります。どの歳出も市民生活を守るために必要な予算であります。  地域協働環境整備費、大雨による災害復旧費、社会福祉活動費増は緊急性が高い事業ですので、対応を評価します。  西山口小学童保育リース料、幼保小の架け橋プログラム調査研究事業費追加に関しては、長年現場からの強い要望があった案件でもあり、子供たちの健やかな育ちに欠かせない事業であります。事業の実施においても現場の声をしっかりと反映いただき、よりよい形での事業実施を求めます。  ならここの里管理運営費増においては、掛川市民の大切な財産であるならここの里が地域活性化により寄与する事業形態になることに期待をしております。  掛川市オーガニックビレッジ推進事業費追加に関しては、有機農業に地域ぐるみで取り組む自治体に対する国の交付金制度、オーガニックビレッジ推進事業に当市が県内で初めて採択をされたための事業費追加です。県内初という大変喜ばしく誇らしい事業であります。これまで汗をかき、有機無農薬農業に従事されてきた皆様と力を合わせ、よりよい事業計画の策定がされることを期待しております。  どの予算も、必要に応じ、適切な時期に予算組みされた事業であります。  結びに、新型コロナウイルスワクチン接種事業費増と、引き続きの新型コロナウイルス対策実施に感謝を申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(松本均) 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長の報告は、可決すべきとするものであります。本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(松本均) 起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第4 議案第 100号〜議案第 103号 ○議長(松本均) 日程第 4、議案第 100号から議案第 103号までの 4件を一括議題とします。  本 4件に関し、これから委員長の報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長から報告を求められました議案第 100号から議案第 103号までの 4件につきまして、予算決算委員会における審査の概要と結果を順次御報告申し上げます。  本 4件は、一般会計補正予算の審査後、続けて審査を行いました。  分科会から審査報告を受けた後、審査に入りました。  初めに、議案第 100号、令和 4年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。
     文教厚生分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、文教厚生分科会からの報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 100号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 101号、令和 4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  文教厚生分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、文教厚生分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 101号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 102号、令和 4年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  文教厚生分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、文教厚生分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 102号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 103号、令和 4年度掛川市公共下水道事業会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  環境産業分科会では、審査の結果、原案は妥当であると決定されました。  以上、環境産業分科会から報告を受けた後、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 103号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本 4件に対する委員長の報告は、可決すべきとするものであります。本 4件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本 4件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第5 議案第 104号、議案第 106号〜議案第 111号 ○議長(松本均) 日程第 5、議案第 104号及び議案第 106号から議案第 111号までの 7件を一括議題とします。  本 7件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、総務委員会、寺田幸弘委員長、御登壇願います。                〔寺田幸弘総務委員長 登壇〕 ◎総務委員長(寺田幸弘) ただいま議長より報告を求められました議案第 104号及び議案第 106号について、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る 9月20日午前 9時25分から第 3委員会室において、全委員出席の下、審査いたしました。  初めに、議案第 104号、掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より職員組合との協議の状況について質疑があり、当局より、事前に説明をし、承知していただいているとの答弁がありました。  委員より、今回の条例改正のうち掛川市独自のものはあるのかとの質疑があり、当局より、国の準則どおりであり、掛川市独自のものはないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、育児休業の条件が緩和されることはよいことであると思うとの意見が出され、他の委員より、今回の改正により、会計年度任用職員が育児参加しやすい環境がつくられればよいと思う、条例改正の内容がしっかり周知されることを願いたいとの意見が出されました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 104号については、全会一致にて可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 106号、字の区域の変更(高御所地区)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、市道の部分については字の区域の変更は行わないのかとの質疑があり、当局より、市道の部分は合筆しないので字の区域の変更は必要ないと判断し、変更は行わなかったとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 106号は、全会一致にて可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 次に、環境産業委員会、藤原正光委員長、御登壇願います。               〔藤原正光環境産業委員長 登壇〕 ◎環境産業委員長(藤原正光) ただいま議長より報告を求められました議案第 107号、議決事項の変更について(市有地の処分について)、環境産業委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る 9月20日午前 9時26分から第 2委員会室において、全委員出席の下、審査いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より地積が増えた理由について質疑があり、当局より、主要地方道掛川大東線ののり面部分の一部を買収して工業用地としたことによるものであるとの答弁がありました。  さらに、委員より売却予定額が減額した理由について質疑があり、当局より、工事費が入札の結果、当初予算額よりも安価になったためであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 107号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会の委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 続いて、予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長から報告を求められました議案第 108号から議案第 111号までの 4件につきまして、予算決算委員会における審査の概要と結果を順次御報告申し上げます。  本 4件につきましては、去る 9月14日午前11時14分から本会議場において、全委員出席の下、審査いたしました。  初めに、議案第 108号、令和 3年度掛川市水道事業会計剰余金の処分について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、資本金へ全額組み入れたり建設改良積立金に全額積み立てたりした場合、弊害はあるのかとの質疑があり、当局より、全額積み立てると、 1年間の純損失が生じた場合、繰越欠損になるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 108号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第 109号、令和 3年度掛川市公共下水道事業会計剰余金の処分について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 109号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第 110号、令和 3年度掛川市農業集落排水事業会計剰余金の処分について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 110号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 111号、令和 3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計剰余金の処分について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 111号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  議案第 104号及び議案第 106号から議案第 111号までの 7件について一括採決します。  本 7件に対する委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。本 7件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本 7件は原案のとおり可決することに決定しました。  この際、しばらく休憩とします。                 午前10時57分 休憩                 午前11時14分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6 議案第 112号 ○議長(松本均) 日程第 6、議案第 112号を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第 112号について御説明申し上げます。  議案書の 5ページをお開きください。  議案第 112号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  今回意見を求める方は、氏名、佐藤利夫。住所、生年月日、年齢については記載のとおりであります。なお、佐藤利夫さんは任期満了による再任であり、その履歴については、別冊の参考資料に記載したとおりでございます。  以上、御説明申し上げましたが、御審議いただき、御意見をくださるようお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(松本均) 以上で説明は終わりました。  この際、お諮りします。  ただいま議題となっております議案第 112号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決定しました。  これから採決に入ります。  議案第 112号について採決します。本件は、同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は同意することに決定しました。 △日程第7 議案第 113号 ○議長(松本均) 日程第 7、議案第 113号を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕
    ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第 113号について御説明申し上げます。  議案第 113号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 6号)については、歳入歳出それぞれ 3億 8,258万 5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 537億 1,949万 5,000円とするものであります。  以上、御説明申し上げましたが、担当部長が補足説明いたしますので、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 次に、補足説明を求めます。大井総務部長。               〔大井敏行理事兼総務部長 登壇〕 ◎理事兼総務部長(大井敏行) 議案第 113号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 6号)について補足説明を申し上げます。  議案書の 5ページをお願いいたします。  令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 6号)については、政府の閣議決定に伴い、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、緊急支援給付金を支給するものでございます。  第 1条は、歳入歳出予算の補正です。歳入歳出それぞれ 3億 8,258万 5,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ 537億 1,949万 5,000円とするものです。  以下、事項別明細書により御説明をいたします。  少し飛びまして、12ページをお願いいたします。  初めに歳入ですが、15款国庫支出金、 2項 2目民生費国庫補助金 3億 8,258万 5,000円の増は、住民税非課税世帯等に対する緊急支援給付金の給付費及び事務費について、全額が国から交付されるものです。  14ページをお願いします。ここから歳出です。   3款民生費、 1項20目住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費 3億 8,258万 5,000円の増の主なものは、窓口対応やデータ入力業務を行う人材派遣の委託料 2,735万 2,000円及び住民税非課税世帯等に対し、 1世帯当たり 5万円を支給する緊急支援給付金 3億 5,500万円です。  以上、議案第 113号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第 113号につきましては、所管の予算決算委員会に付託します。  この際、しばらく休憩とします。                 午前11時24分 休憩                 午後 1時00分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第8 議案第 113号 ○議長(松本均) 日程第 8、議案第 113号を議題とします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。  予算決算委員会二村禮一委員長、御登壇願います。               〔二村禮一予算決算委員長 登壇〕 ◎予算決算委員長二村禮一) ただいま議長より報告を求められました議案第 113号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 6号)、第 1条、歳入歳出予算の補正のうち歳入中所管部分、歳出中第 3款民生費について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  今回、市長から提案された補正予算は、電力・ガス・食品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響の大きい低所得世帯に対し、緊急支援給付金を支給するための予算編成となっております。  当委員会は、本日午前11時28分から全員協議会室において、全委員出席の下、開会いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、システム開発委託料の増額について毎回開発が必要なのか、既存のシステムを利用できないのかという質疑があり、当局より、前回の給付事業とは別の新たなシステムを導入する必要があるためであるとの答弁がありました。  委員より、データ入力業務等の委託料の増額理由についての質疑があり、当局より、早期に支援するため、コールセンターに配置している職員を現在の 2名体制からさらに増員し、適正な事務処理を行うためであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 113号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、予算決算委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長の報告は、可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第9 議員派遣について ○議長(松本均) 日程第 9、議員派遣についてを議題とします。  お諮りいたします。  本件は、地方自治法第 100条第13項及び掛川市議会会議規則第 160条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定しました。 △日程第10 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について ○議長(松本均) 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項についてを議題とします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに決定しました。  以上で本日の日程全部を終了しました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇)  9月定例会の閉会に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  このたびの定例会につきましては、一般会計補正予算をはじめ条例の一部改正など、多くの重要案件について御審議をいただきました。これらいずれも原案どおり議決をいただき、心から御礼を申し上げます。特に決算認定では、それぞれの予算決算委員会分科会において活発な御議論をいただきましたので、今後の予算執行や来年度の予算編成に生かしてまいります。  一般質問につきましては、12人の議員の皆様から、学校再編、DX推進計画、障がい者支援、農業振興政策、市民の安全・安心のための施策、地域の活性化施策など、市政運営における重要な政策につきまして御質問や御提案をいただき、誠にありがとうございました。議員の皆様と交わした政策議論につきましては、今後の市政運営に反映させて行政課題の解決を図ってまいります。  続いて、数点御報告をさせていただきます。  まず初めに、大きな被害をもたらした台風15号について申し上げます。   9月23日に襲来した台風15号による大雨により、静岡県内は甚大な被害に見舞われました。掛川市内においても尊い人命が失われました。お亡くなりになられた方々、また被害に遭われた皆様に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。  記録的な大雨がもたらされたことによって、道路の冠水や家屋の浸水、山間部を中心に土砂崩れや倒木など、土砂災害も相次いで発生し、市内の広域避難所には合計 168人の方が避難されました。  本日の時点では、県道原里大池線や市道丹間線などで一部通行止めとなっております。また、大和田地区の簡易水道においては、断水は解消したものの、飲料水については、大和田と孕丹の公会堂に設置されている給水タンクを利用しなければならないなど、市民生活にも大きな影響を及ぼしております。今後、国、県、関係機関と連携しながら、早期の復旧に向けて市を挙げて全力で取り組んでまいります。  次に、全国茶品評会「深蒸し煎茶の部」産地賞の受賞について申し上げます。  このたび、京都府宇治市で開催された第76回全国茶品評会「深蒸し煎茶の部」において、山東茶業組合が最高位である農林水産大臣賞を受賞し、また、上位10位以内に市内の生産者が 8点を占めるという快挙を達成されました。そのおかげをもちまして、掛川市が 3年連続、通算24回目となる産地賞を受賞することができました。良質なお茶の生産に取り組んでいただいている茶生産者の皆様をはじめ、関係各位の御努力に深く敬意を表するとともに、心よりお喜び申し上げます。  本年 6月に策定した掛川茶未来創造プロジェクトにおいても、掛川茶のブランド力の根幹となる品質の向上と技術の継承を施策に掲げており、今後も引き続き、品評会出品への支援を実施してまいります。  次に、掛川市オーガニックビレッジ推進事業について申し上げます。  国の定めたみどりの食料システム戦略では、2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%に拡大することを目標に掲げています。これを実現するため、国は、有機農業に地域ぐるみで取り組む自治体に対する交付金制度として、有機農業産地づくり推進事業を創設し、掛川市が県内で初めて採択され、本定例会にて補正予算としてお認めいただきました。  本事業により、農業者のみならず、加工・流通事業者、小売事業者、市民等が参画する生産から消費まで一貫した取組を推進することで、有機農業の拡大に努めてまいります。また、有機農業拡大のための実施計画を策定し、市の内外に有機農業を推進する自治体であることを示すオーガニックビレッジ宣言を行ってまいります。  次に、上西郷地区整備推進事業について申し上げます。  事業協力者の株式会社日本エスコンと官民連携により進めております掛川市の新たな未来を切り拓くまちづくり上西郷地区整備推進事業につきまして、本格的な工事着手に先立ち、 9月28日に安全祈願祭を開催いたしました。工事施工業者であります清水建設株式会社をはじめ関係者の皆様と一緒に、本工事に関わる全ての皆様の安全と、無事に工事が完成するよう祈願いたしました。  今後は、令和 8年 3月の完成を目指し着実に工事を進めていくとともに、優良企業を誘致できるよう積極的に取り組んでまいります。  次に、デジタル月間について申し上げます。  デジタル庁は、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として、10月 2日、 3日をデジタルの日、また10月をデジタル月間として設けています。掛川市は、このデジタル月間に賛同し、市民の方にデジタルに触れていただく機会をつくるとともに、自ら活用していくことに取り組んでまいります。  10月 2日のデジタルの日には、副市長や教育長と共に私自身もVRのゴーグルをかけて仮想空間を体験し、VRの行政活用について議論する会議を行い、デジタル月間中には、スマートフォンについて市民の方に学んでいただくスマートフォン講座やデジタルスタンプラリー等を行います。庁内においても、働き方改革や業務改善を推進するため、積極的にデジタルを活用する機会としてまいります。  結びに、敬老事業について申し上げます。  本年度 100歳を迎えられる市内の長寿の方は53人、 100歳以上の方は91人で、その 6割の方が在宅で生活をされております。今月の11日と19日の 2日間にわたり、13人の 100歳の長寿の方を御訪問させていただきましたが、長寿の秘訣をそれぞれの方に伺ったところ、物事にくよくよせず朗らかに過ごすこと、またプラス思考で楽しくなどと教えていただき、大変元気をいただいたところでございます。中には小学校の同級生という 100歳のお二人がおられて、手を取り合い互いに祝い合う様子は、これからの人生 100年時代の道しるべのようにも感じました。  住み慣れた地域で生涯にわたり、健康で生きがいを持ち自立して生活を送る市民が増えるよう、健康づくりや介護予防、フレイル予防に取り組んでまいります。  議員の皆様におかれましては、議会閉会後も公務で御多忙のことと思います。健康には十分御留意いただくとともに、市政運営に一層の御協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(松本均) 私からも挨拶申し上げます。  令和 4年市議会 9月定例会の閉会に当たり、市議会を代表して一言御挨拶申し上げます。  本定例会は、 8月31日に開会し、本日まで31日間の会期でありました。議員各位におかれましては、慎重な御審議と御協力をいただき、誠にありがとうございました。本日に至るまでの話題の中から 2点について触れさせていただきたいと思います。  まず 1点目は、自然災害についてであります。  23日に発生した台風15号は、県内に記録的短時間大雨情報が発表され、本市でも 1時間に89.5ミリという猛烈な雨量が観測されました。土砂崩れにより家屋が倒壊し、命を落とされた方が出てしまいましたことは、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げますとともに、故人の御冥福を心からお祈り申し上げます。また、市内各地で道路の冠水や床上・床下浸水などの被害が発生しました。被災された皆様にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。  私も、23日深夜に災害対策本部に伺いました。多くの職員が電話対応、現場の対応に追われる状況を目の当たりにしました。本当に大変な業務で、ありがたく思います。  災害対策本部に 118人、広域避難所等の支部では68人、消防本部に67人、消防団 260人と多くの方々に対応していただき、昼夜を問わずの対応に心から感謝と敬意を表します。崩土や陥没などの復旧事業も長期間にわたることと思いますが、市民の安全・安心のため、いち早い復旧に向け、引き続き御尽力を切にお願いいたします。  今月18日から20日にかけて日本列島を縦断した台風14号は、中心気圧 935ヘクトパスカル、史上最強勢力で巨大な暴風域を伴い、全国各地で大きな被害が出ました。このように昨今の台風は、大型で強力な勢力であることや大量の時間雨量を記録するなど、これまでに私たちが経験したことのない威力になってきています。  各自治区の皆様におかれましては、感染症対策をしっかり行った避難所運営がされており、防災意識の高さが感じ取れるところでありますが、掛川市防災意識の高いまちづくりを推進する条例の下、早めの避難準備でまず命を守る対策を念頭に置き、一人一人が日頃からの防災意識の向上と行動をすることと、市民と事業者及び市が一体となり、安全で安心して暮らせる地域社会の実現に向け、今回のような災害事例を検証し防災対策に反映していくよう、議会としても当局と力を合わせていきたいと思います。よろしくお願いいたします。   2点目は、大須賀地区における鶏ふん汚泥土砂の流出についてであります。  私も現場に行きましたが、市道や畑への流入、西大谷川、東大谷川の汚濁の状況などを目の当たりにしたところであります。22日には、経過や今後の対応について市当局から議会に説明がありましたが、市議会としても県知事に早期対策を要望してまいりますので、市当局におかれましても県と協力して、周辺住民や企業の不安解消のため、迅速に改善されますよう引き続き御尽力いただきたいと思います。  また、このほかにも、市内には産業廃棄物の不法投棄による地域のトラブルもあります。併せて、解決に向けて県と御尽力いただきたいと思います。  以上、会期中の話題から 2点について触れました。  次に、定例会について振り返ってみたいと思います。
     一般質問では12人の議員が登壇し、様々な視点から質問を行いました。市長、教育長をはじめ当局におかれましては、個々の議員からの質問に対し真摯に対応していただき感謝申し上げます。  議員各位から様々な提言がありましたが、中でも自転車活用推進計画、コロナ感染から市民の命と健康を守る対策、安全・安心な市民生活を守るための施策、みどりの食料システム戦略、ため池の維持管理、学校再編計画の策定、災害時における要援護者の避難行動、市民本位の人にやさしいデジタル化、障がいのある子ども達に寄り添う施策の充実、掛川市南西郷地区土地利活用可能性調査、第 4次男女共同参画行動計画、安心して子どもを産み育てられるまちへなど、市長等から前向きな回答をいただくことができました。  引き続き、当局におかれましては、質問の内容を十分に吟味していただき、施策の実現へとつなげていただきたいと思います。  次に、本定例会における議案等につきましては、障害児サービス給付費や感染症予防費などの一般会計の補正予算が 6件、掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正、千浜地区盛土 2工区工事請負契約など条例の一部改正等が 8件、人事案件が 1件、令和 3年度一般会計、特別会計、公営企業会計の決算認定が16件、合計31件の議案が提出され、その他健全化判断比率などの報告 2件がありました。  今回、予算決算常任委員会による初めての決算審査が行われ、限られた日程の中、議員各位、当局の皆様も大変な御苦労であったと思います。しかし、今日までの議会改革では、平成20年に議員定数を30席がら24席とし、現在では当たり前のインターネットの導入、平成23年から一問一答方式の一般質問の開始、平成25年には議会基本条例を制定し、議会報告会を開始しました。平成28年にはかけがわ子ども議会の開会や議員定数を21席としました。平成30年には代表質問を導入し、令和元年には常任委員会の年間テーマや手話通訳インターネット中継を本格導入し、令和 3年にタブレット端末を導入、ペーパーレス会議を進めてまいりました。  そして本年度、予算決算常任委員会の設置をすることができました。これも諸先輩方の意思を受け継ぎ、常に時代に合った議会改革を進める中で、また一つ市民に寄り添う形が整ったと思います。今回の決算審査に当っては、各分科会の主査を中心に、自分たちの声でしっかりと分科会報告を作成していただきました。令和 5年 2月の定例会では次年度の当初予算審査が控えておりますので、さらなる議会改革について御協力をお願いしたいと思います。  市長提出議案はそれぞれの委員会で審査を経て、また本会議場へ上程した案件につきましても本日議了となり、閉会の運びとなりました。議長として大きな喜びであると同時に、無事重責を果たし安堵しているところでございます。議事進行に御協力をいただいた各委員長をはじめとする委員各位に御礼を申し上げますとともに、久保田市長をはじめ、丁寧な御説明に留意いただいた当局の皆様にも感謝申し上げます。  コロナウイルス感染症対策につきましては、今回、事業費の追加補正がされました。これからはインフルエンザの流行も気になるところであります。市当局におかれましては、今まで同様、適時適切な情報提供等に努めていただきたいと思います。  感染症予防対策と経済の回復の両立という難しい局面の中でありますが、 9月17、18日には日坂地区や杉谷地区で例祭が行われ、10月には市内各地で祭りが行われます。コロナ対策を講じながら、伝統文化の継承と地域コミュニティーの醸成に期待します。また、祭りを行わないという苦渋の判断をされた地域もあります。一日も早くコロナの収束と今までのような日常生活が取り戻せますように御祈念申し上げたいと思います。  来月、10月27日から議会報告会が始まります。昨年度は、新型コロナウイルス感染症により動画配信によるウェブ開催となりましたが、本年度は、感染症対策として対象を各自治区区長さんに絞り、 3会場にて開催いたします。掛川市のホームページにおいても、「WEB de かけがわ議会報告会」と題して11月 7日から動画配信を予定しておりますので、御視聴いただきますようお願いいたします。  結びに、議員各位には、さらなる研さんのため視察や研修など、何かと御多忙のことと思いますが、くれぐれも御自愛いただき、市政発展のために御尽力賜りますようお願い申し上げます。また、久保田市長をはじめ当局の皆様におかれましても、健康には十分留意され、市民の福祉の増進に御尽力いただきますようお願いを申し上げ、閉会に際しての議長の挨拶といたします。 ○議長(松本均) これにて本日の会議を閉じ、令和 4年第 4回掛川市市議会定例会を閉会とします。                 午後1時31分 閉会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         令和   年   月   日              掛川市議会議長    松 本   均              掛川市議会副議長   二 村 禮 一  [ 署 名 議 員 ]              掛川市議会議員    橋 本 勝 弘              掛川市議会議員    窪 野 愛 子...